短パルスレーザー加工
短パルスレーザー加工とは、食パンやフィルムなどを切断する刃の先端に10~20ミクロンの超微細なスリット加工のこと。切れ味を向上させ、食品に美しい断面を作り、さらに刃の寿命も延ばす効果も!
特徴1 超微細なスリットで切断のきっかけを作り、綺麗な断面に!
例えばサンドイッチを綺麗に切る刃物などに利用できる短パルスレーザー加工。食パンに限らず、加工材の材質や加工面の形状にあわせて、自由に切り口の深さやピッチ幅を調整できるので、刃先角度の選定もふくめ、最適な刃先設計が可能です。
特徴2 切れ味を落とさずフィルムなどの切断が可能。さらに刃の寿命も延びる!
短パルスレーザー加工で刃先に周期的な切欠きを作製すると、切れ味を落とすことなく食パンやフィルムなどの切断が可能になります。また、スリットの深さがあるため、刃の寿命がのびる効果も。過去に、2~3ヶ月に1度研磨をしていた工場から、短パルスレーザー加工により2年間研磨が不要になったという報告をいただきました。