MERIT
マイクロディンプル処理®
(MD処理®)とは
弊社の特許技術【マイクロディンプル処理®(MD処理®)】の効果は
多くの可能性を秘めた表面加工。
表面を「滑りやすく」することから生まれる効果は、
食品生産の課程などでさまざまなメリットを生み出します。
パンやお菓子、麺などの工場で小麦粉を通過させるのによく使われているホッパー。よくあるお悩みが、粉など商品の滑りが悪いために起こる「粉づまり」や「ボタ落ち」、「歩留まり」、「洗浄が面倒」、「ノッカーがうるさい」などです。マイクロディンプル処理®(MD処理®)なら、未処理に対しホッパーは2分の1の角度で滑り出し、ふるい網は2分の1の時間で篩えた事例もあります。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)では、粉体の付着抑制やフィルムの滑り性向上はもちろん、ハンバーグやパン生地などの粘着性食品の付着抑制も可能です。ニーダーなどの装置内面やミキサーなどに処理することによって、食品ロス対策となります。水洗いも容易となり、洗浄時間の短縮につながります。
異物混入を防止
コーティングとは違い表面加工のみの為、剥がれによる異物混入の心配から解放されます。
抗菌効果
凹凸を形成することで、一般細菌の運動を阻害し、繁殖を抑制すると考えられます。国内特許取得済みですので、安心してご利用いただけます。
※ 抗菌処理サンプルの試供を開始します。詳細はお問い合わせください。
耐摩耗性
金属部品は叩かれる事で硬くなります。それと同様の加工硬化でステンレスは約2倍まで硬くなり、耐摩耗性がアップします。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)の特徴
こんなにメリットがたくさんあるのに、処理のしくみはいたってシンプル。
だからこそ様々な場所へ導入ができます。
処理目的の違い
一般的なブラスト処理
一般的なブラスト処理は塗装の剥離目的や、コーティングのアンカー効果を目的として使用されます。大きいメディアで基材を削る為、ザラザラな表面に仕上がります。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)
マイクロディンプル処理®(MD処理®)のメディアは微粒子の為、寸法変化せず目的に合わせた基材表面に改質可能で、さらさらな表面に仕上がります。
その為、コーティングの様な異物混入がありません。
バフ研磨との外観の比較
一般的なバフ研磨加工
マイクロディンプル処理®(MD処理®)
鏡面との滑りの比較
一般的なバフ研磨加工
※ 写真SUS304#400磨きです。
鏡面では張り付いてしまい、高傾斜角度にしないと滑り出しません。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)
細かい凸凹の隙間に空気や油が保持され、無接触に近い状態となり、低傾角度で物が滑り出します。
摩擦係数
約50%
低減
凸凹が大きくても小さすぎても滑らないため、マイクロディンプル処理®(MD処理®)によって適切な表面にして、滑りやすくします。
さらに!マイクロディンプル処理®(MD処理®)に加えて
3Dラッピングすることで
商品がより滑りやすくなります。
ダイヤモンドの研磨剤で非常に柔らかいゴムを包んだメディアを金属の表面に飛ばします。楕円形を形成しながら転がり、凸部分のみを平らに削っていきます。これを繰り返し行うことで、非常に滑らかな表面に仕上げます。
利用する環境などをお聞きした上で最適なご提案をいたします。
漫画で分かるMD処理®
マイクロディンプル処理®(MD処理®)との比較
こんなにメリットがたくさんあるのに、処理のしくみはいたってシンプル。
だからこそ様々な場所へ導入ができます。
ブラスト加工との違い
一般的なブラスト加工
一般的なブラスト加工は大きく鋭利な粒子で削るため、下地の変化が非常に大きくなり、ザラザラな表面に仕上がります。
マイクロディンプル処理®(MD処理®)との比較
こんなにメリットがたくさんあるのに、処理のしくみはいたってシンプル。
だからこそ様々な場所へ導入ができます。
ブラスト加工との違い
一般的なブラスト加工
一般的なブラスト加工は大きく鋭利な粒子で削るため、下地の変化が非常に大きくなり、ザラザラな表面に仕上がります。